グロソブ基準価格と分配金
グロソブを理解するための基準価格と分配金
どうしてグロソブは、それまでの投資信託と違って毎月安定的な分配ができるように
なったのか?を説明する前に、どうしても理解しなければならない言葉があります。
それが、基準価格と分配金です。
ここでは、投資信託における基準価格と分配金の関係について説明しています。
基準価格とは、その投資信託の価値を表す価格で、投資している株や債券価格、
利子、配当益など収益部分から、その投信信託を運用する経費をを差し引いて1口
あたりに換算したものです。
つまりは、グロソブが最初に販売されてから、その決算期まで運用して、最終的に
残ったお金を1口あたりで表したものです。
つまり、基準価格には、その決算期での運用損益はもちろんですが、グロソブが販売
されてからその決算期まで繰越しされている損益もすべて含みます。
なので基準価格を株でいうところの株価みたいなものと単純に思ってはいけません!
株価みたいなものと思うと大きな誤解をまねくことになります。
投資信託の基準価格を株価みたいなものですよ~と言われたら、その人はチョット
疑った方が良いかもしれません。
株と投資信託の違いについては、グロソブを理解するための株と投資信託の違い
を参照してください。
次に分配金ですが、分配金は決算期毎に分配されるお金のことですが、
投資信託の分配金、株の分配金(=配当)の違いを考えるとわかりやすいと思います。
投資信託の分配金は、基準価格の1部です。上記でも記述している通り基準価格は、
投資家から集めた資金を運用して最終的に残るお金です。当然、分配金も基準価格
から出ます。
ということは、どういうことでしょうか?
そうです、分配金が出るということは、基準価格がその分配金だけ下がるということです。
一方の株の分配金(=配当)は、配当が出たからといって、株価が配当金分下がるという
直接的な影響はありません。
つまり、投資信託における基準価格と分配金の関係は、
「分配金は基準価格の1部、分配金が出ればその分配金分だけ基準価格が下がる」
です。
ということは、グロソブでもそうですが、投資信託において分配金が出たからと言って単純
に喜べないということです。
グロソブなどの投資信託において、現在の基準価格とそれまでの分配金を足した額が、
あなたが投資信託を購入した価格より下回っていれば、あなたは損している、逆ならば
儲けているということです。
例:グロソブを2007年5月1日基準価格8000円で購入し、毎月100円分配、
2008年2月1日現在の基準価格が7000円の場合はどうなるかというと
(都合上、分配金の税ナシ、毎月決算日を月末とします)
2007年5月~2008年1月の9ヶ月間の分配金
→ 100 × 9 = 900円 --------------- ①
2008年2月1日現在の基準価格が7000円 --- ②
① + ② = 7900円
この場合、購入した時の基準価格が8000円ですので、
8000円-7900円 = 100円 プラス 販売手数料分の運用損となります。