グロソブはなぜ毎月配当を出せるのか?その仕組みは?

ここでは、グロソブがそれまでの投資信託と違い、なぜ安定した毎月分配が出せる
のか?どういう仕組みで分配を出せるようにしたのかを解説しています。

グロソブが安定した毎月分配を出せる仕組みのキーワードは、

「配当等収益」、「売買益」、「分配準備積立金」、そしてこれが一番影響が大きい
のですが、「追加信託差損益金」
です。

では、これらのキーワードをからめながら解説していきます。

まず、グロソブの分配金をどこから捻出するか?ということですが、目論見書には分配金は、
配当等収益、売買益、分配準備積立金および、収益調整金中のその他調整金から出せる
とあります。

配当等収益とは、外国債券の利息による収益です。

売買益とは、外国債券と通貨売買による収益です。

分配準備積立金とは、配当等収益および売買益の一部を将来の分配のために積立て
ているお金です。

そして、収益調整金中のそのた調整金とは、追加信託差損益金をさします。
(追加信託差損益金は、配当等相当額と売買損益相当額に分けられます。)

追加信託差損益金については、グロソブと追加信託差損益金を参照されてください。

つまり、グロソブの分配の原資として、配当等収益、売買益、分配準備積立金、追加信託
差損益金(配当等相当額)、追加信託差損益金(売買損益相当額)の5つがそれぞれ
独立してあるのです。

グロソブの分配の原資として、この5つが独立して存在するのがミソです。
とても重要なので、もう一度いいます。
           それぞれが独立して存在しているのがミソなんです。

つまりは、グロソブの過去の運用報告書を見ればよくあるパターンなのですが、例えば
売買益がなく売買損が-1000円、配当等収益が100円で、その決算期として収支が-900円
でも、配当等収益の100円を分配金および分配準備積立金にまわせる仕組みなのです。

売買損の-1000円は、その全部もしくは1部が繰越損益金として、次期に繰越されます。

このグロソブ119期運用報告書を見れば、実際の数字として出ていますので良くわかると
思います。(当期でも累計でもマイナス収支なのに分配金がでています)

グロソブ全体としては運用はマイナスでも、分配の原資となる項目がどれか1つでも
プラスならそこから分配できるというのが、グロソブが毎月安定的に分配できる仕組み
だったのです。

そして、この5つの独立しているグロソブの分配の原資の中で、配当等収益および追加信託
差損益金(配当等相当額)には、マイナスがありません。
つまり、外国債券の利息による収益、つまり利子ですので、経費を引いたところで、マイナス
にならないのです。

この配当等収益および追加信託差損益金(配当等相当額)により、確実にグロソブの分配の
原資が確保され、さらにここから分配準備積立金への積立てもできるようになっているのです。

グロソブ分配の原資として、5つの独立した項目があり、そのうち2つの項目については収支が
マイナスになりえない、これなら確実に分配の原資が確保できます。

グロソブの分配金については、グロソブ目論見書 分配方針にその根拠が書いてありますので、参考にされてください。

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