【団塊世代のための守る資産運用術 第16号 】世界のサイフとは?

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■     世界のサイフとは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第 16 号

今日はクリスマスですね~、世界の金融市場でも東京と上海を除き、

ほとんどのところはお休みです。

ということで、本日の金融市場は薄商い、取引量が少ないという状況

です。取引量が少ないということは、誰かの仕掛けで大きく値が動き

やすいです、資産を守るというコンセプトからは手を出してはいけない

日ですね~。


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■ 世界のサイフとは?
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なにげなくテレビのCMで目にした世界のサイフという投資信託。

皆さんの中にもこのCMをご覧になった方がいるでしょうか?

今回はこの投資信託、世界のサイフを解剖したいと思います。


世界のサイフは、海外の高金利国の短期債券へ投資する投資信託で、

2007年11月30日で対象となっているのは、米ドル、ポーランド・ズロチ、

英ポンド、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、メキシコペソ、ハンガ

リーフォリント、ノルウェークローネ、アイスランドクローネの10通貨。

原則的には、均等に投資するとのこと。


実際には、短期債券へ直接投資するのではなく、短期債券に投資している

投資信託に投資するという形をとっています。(ファンドオブファンズです)


リスクとしては、価格変動リスク、信用リスク、為替変動リスクなどがあり
ます。


なんだかんだ言うよりは、実績を見るのが一番ですので、この世界のサイフの

実績を見ていきます。


この世界のサイフは、設定日が2006年12月15日で約1年経過しているのですが、

基準価格は2007年11月30日現在で10,071円、配当合計は550円。

つまりは、一番最初にこの世界のサイフを購入した人は、10,000円が、

10,621円になったわけです.......


が、しかし、この世界のサイフ購入時には、申し込み手数料として2.1%を上限と

して手数料を取られます。

分配金に対しては10%の所得税・地方税がかかります。

さらに信託報酬として年率約0.9%、その他諸費用として年率0.1%以内、

プラス売買委託手数料等が金額未定でかかるとあります。


ということで計算しなおしてみると
(簡略化するために申込み手数料は2.0%、信託報酬0.9%、その他諸費用0.1%、売買
 委託手数料等はナシとします)

10,621-200(申込み手数料)-90(信託報酬)-10(その他諸費用)-55(分配金に対する税金)

 = 10,266

かなり単純化して計算して、しかも売買委託手数料等をナシとして、

  10,266円です。

10,000円が約1年で10,266円ということは、年率2.66%です。


元本割れなどのリスクを背負いながらの年率2.66%。

しかも、実際には運用してみないとその金額がわからないという手数料も

プラスされます。


元本割れのリスクを背負っている割にはリターンが少ないような感じが...。


さらに私がこの世界のサイフで一番気になる点は、リスクが円高、円安に集約

される点です。


つまりは、円高になればこの世界のサイフは元本割れ間違いなし、円安になれば

それなりの収益が見込まれると、リスクが分散されていない点が非常に不安です。


投資信託の目的の一つにリスク分散によるリスク低減がありますが、この世界の

サイフのリスクは間違いなく円高・円安に集約されています。


これから先、円安になると予測され、自分でFX(外国為替証拠金取引)を行うのが

面倒な方や、する暇がない人には、この世界のサイフはオススメかもしれません。


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■ 編集後記
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最後までお読みいただきありがとうございました。

金曜の晩から、お腹の調子がグルグルピー状態です。

去年に引き続き、娘の下痢がうつったようです。

みんさん、体調管理には十分お気をつけください。


ご感想、ご意見はお気軽に連絡ください      (しんはま)

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